混合効果モデル (mixed-effects modelling) というのは通常の固定効果に加えて、個体に固有の変量効果 (random effect)
も組み込めるようにした統計分析機能であり、従来のパネルデータ分析機能の発展形ととらえることができます。Stata15ではこの枠組みの中で 非線形モデル が扱えるようになったため、従来の経済学分野に加えて、医学、薬学、生物学分野への適用性も一段と強化されました。具体的には menl コマンドが me 系コマンド群に新たに加わったわけですが、それに伴うページ数の増分が120ページに及ぶことからも、開発者の力の入れ様が窺えると思います。Math工房では今回、非線形混合効果モデルに関連した記述とその用例を日本語化し、CS版解説書
ME001: [特定機能編] 多階層混合効果モデル
に反映させました。この改訂に伴う価格の変更はありません。
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