tb012 | 関数グラフのプロット |
Stataには2次元の関数グラフをプロットする機能も用意されています。基本的なメニュー操作は次の通りです。
Functionというフィールド内に関数式を記述するわけですが、マニュアルエントリ [G] graph twoway function を見ていただければわかるように、関数式はxの関数として表現する必要があります。x以外の変数名は使用できないので注意してください。ただしグラフ上に表示される軸ラベルは自由に設定できます。
Rangeフィールドではxの値域をxmin xmaxという形で指定します。何も指定しないと0 1が仮定されます。
一例としてロジスティック関数 f(x) = exp(x)/(1 + exp(x)) のプロットを行ってみます。ただしグラフ上の軸ラベルとしては{&eta}とpに変更します。また線の太さ、及びプロット精度についても調整を行います。なお、ギリシャ文字の使用についてはtb001をご参照ください。
Function: | exp(x)/(1 + exp(x)) | |
Range: | -5 5 | |
Line properties: Width: | medthick | |
Advanced: Evaluation points: | 1000 |
Functionのフィールドにおいては組込み関数を利用することもできます。ここでは関数normalden()を用いて標準正規分布の確率密度関数をプロットしてみます。組込み関数については
[D] functions (mwp-076) をご参照ください。
Function: | normalden(x) | |
Range: | -4 4 | |
Line properties: Color: | Red | |
Line properties: Width: | medthick |
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